夏の旅先におすすめ。長野「月夜の蚕小屋」でホテルより思い出に残る旅を

長い長いゴールデンウィークもおわり、やっと仕事のペースを取り戻してきたこの頃。気が早いと思いつつも次に恋しくなるのは、夏休みですね。

ゴールデンウィークほど長いお休みは取れなくても、暑さのせいかどこか知らないところに行きたくなってしまう夏。

木がさわさわと葉を鳴らし、胸がすうっとするような気持ち良い風を浴びられる、長野・佐久穂町の「月夜の蚕小屋」をご紹介します。

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長野県の静かな町で暮らすように泊まる

木の質感が美しいメインのテーブル

同居人の実家が長野県なこともあって、2年ほど前から夏と冬に1回ずつほどのペースで訪れることになった長野県。それまでは足を運んだことのない土地でしたが、おかげさまで長野県が少し近く感じられるようになりました。

そんな長野県で、1年ほど前の7月になるのですが、実家に行く前にちょっとのんびりしたいということで、泊まれるいい感じのホテルや宿を探していると出会ったのが「月夜の蚕小屋」です。

山をくぐり抜けると辿り着く古い建物

月夜の蚕小屋の入口が可愛い

「月夜の蚕小屋」は、市街地や駅からは少し離れた山の上の方にあります。

東京駅からだと新幹線とJRで最寄りの羽黒下駅までは75分ほど。ただし、駅からのアクセスがないので車での移動がおすすめです。

周りには民家もぽつりぽつりで、もちろんコンビニもなく、だんだんと道も細くなって行く中、ようやくそれらしき建物に辿り着くと、オーナーのDaigoさんが優しく迎えてくださいました。

(あとからメッセージをやりとりしているとちょうど奥様が出産間近だったとのこと…!そんな時でも優しく迎えてくださったDaigoさんに感謝)

「月夜の蚕小屋」のまわりは自然に溢れる

築70年の蚕小屋として使われていた建物をリノベーションしたという「月夜の蚕小屋」。至るところのインテリアが可愛くて、どこを見回しても絵になる風景に、嬉しくてたくさん写真を撮りました。

軒下にはハンモック。こんな暮らし憧れる

キッチンは温もりがあり清潔で調理道具もそろっている

2階には小さな机の上にドライフラワー。光の入り方が魅力的

書斎。木の色が素敵すぎるほしい

玄関は明かりを灯すとより雰囲気が増す

スイッチが可愛いと思ってスイッチだけの写真も撮ってました。可愛い。

家を建てる時はこのスイッチを使おう

わたしがリノベーションを志したいと思ったのは、もしかするとこの宿がきっかけかもしれません。それぐらいすべてにこだわりが感じられる、素敵な空間です。

夜ご飯は車を10分ほど走らせ“まちのごはん屋さん”へ

こじんまりとした建物。駐車場はたくさんあります

夜ご飯は、近くにお店がないのでスーパーなどで食材を買ってきてキッチンで自炊するか、車で10分ほど行くと数件ご飯屋さんがあるのでそこで食べるのがおすすめです。

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わたしたちは、Daigoさんに教えてもらった「キッチンえみゅー」というご飯屋さんへ行くことにしました。「まちのごはん屋さん」っていうくらいなので、定食屋さんみたいな感じなのかなと思って入ると、良い意味で期待を裏切られる素敵さです。

ナチュラルなインテリアで落ち着く店内

出てくるお料理も、ドリンクとっても美味しい!そして優しいお値段。佐久穂という町がさらに好きになるお店でした。

お水もワインの瓶で。ラベルのない緑の瓶がお洒落

運転代行のお兄さんとの会話が好きだった

佐久穂町は夕焼けがとっても綺麗な町でした

帰りは2人ともお酒を飲んだので、代行を頼むことに。その運転をしてくれたあまり歳の離れていなそうなお兄さんの話がとっても好きでした。

まずひとつは、たくさん野生動物が出るんですよねという話から。長野県では鹿は駆除されるんだけど同じ山の向こうの岐阜県では駆除されないから入ってきちゃうんですって。そうなるよね。

もうひとつは、“暑気払い”という文化。色々なところでバーベキューの匂いとかしますねと言う話をすると、お兄さんがこのあたりの地域では暑さを乗り切るために、近所の人や職場の人と集まってバーベキューなどをするのだそうです。

暑い夏を楽しもうとしているのがいいなあ

お兄さん、この町には「なんにもない」って言うけれど、たくさんあるなと思いました。「なんにもない」のにそこにいるのは、やっぱり好きってことなのではないかな。

ホテル(小屋)に戻って星を見上げる

庭からは満天の星空が見える

ホテル(小屋)に戻り、庭へ出て上を見上げると、そこには満天の星空。この辺りに住む人たちにとっては当たり前なんだろうなあ。代行のお兄さんはなんにもないって言ってたけど、やっぱりうそだった。

そんなこんなでこの日はツルヤで買ってきたお酒を飲み、新鮮なフルーツを食べつつ就寝しました。ああ夏休み。

外から見ても絵になる風景

朝ごはんは小屋のキッチンで自炊

ツルヤのりんごバターは長野へ行くたび購入している

朝は窓から入る明かりで目覚め、ゆったりと動き始めます。観光名所を目指しているわけじゃないから、特にせっせと準備をしなくても大丈夫。

旅というとどこか有名な観光地に行くことが目的になりがちですが、泊まることが目的のそんな旅も心地良いなと思いました。

こんな感じでパンを焼きました(パンの切り方が大きい)

また、キッチンにはコーヒー豆とミルが用意されていて、自分で挽いたコーヒーを飲むこともできます。小屋とコーヒがよく合って幸せです。

前日の日中は猛暑でしたが、朝は涼しく気持ちが良かったので、縁側に出てハンモックに揺られたり、昨晩のフルーツを食べたりしながらのんびりと過ごしました。

こんな暮らしがしたいと思えるホテル(小屋)

廃校になった学校の家具が使われている。想いが繋がる

「月夜の蚕小屋」は、日常と非日常のほどよい間で、ゆったりと過ごせるホテル(小屋)です。いつもは当たり前のようにしている料理やお皿洗いも、ここでするとなんだか特別。

ご夫婦やご家族、仲の良い友人と来ても、いつもとちょっぴり違う素敵な日常を味わえる空間です。

気になった方はぜひ、山村テラスのホームページを見て、夏休みの予定を確認してみてくださいね。

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