KINOCONOIE

毎日の暮らしを居心地よくする、インテリア用品・日用品(消耗品)をメインに運営中。女性のキャリアについても扱います。

仕事とはの答えはきっとここに「ほぼ日刊イトイ新聞の本」を読んだ感想とレビュー

f:id:kinoconoie:20180322114330p:plain

本当にいいと思ったものは、時間を忘れて夢中になってしまうことありますよね。

そしてその没頭している時間というのは本当に楽しいもの。久しぶりに時間を忘れる本に出会いました。

 

この記事では、 糸井重里さんの「ほぼ日刊イトイ新聞の本」がとっても素敵な本だったので、心に響いた言葉を各章からピックアップしてご紹介します。

 [:contents]

第一章 ぼくがほぼ日を始めた理由

f:id:kinoconoie:20180320131319j:plain

第一章では、糸井さんが今では1日100万アクセスの超人気ホームページ「ほぼ日刊イトイ新聞」を始めた理由が書かれています。

 

なにかがガラッと変わるときというのは、いろんな関係なさそうな要素が、複雑にからみあって、ちょっぴりづつ流れをつくっていくものなんだと、ぼくは思っている。

 

山奥の小さな湧き水が、いろんな場所からちょろちょろ流れ出して、お側になり、曲がりくねったり止まったりしながら、それは集まっていって大きな川になっていくように。

■引用:2004年 講談社文庫 糸井重里 「ほぼ日刊イトイ新聞の本」16P

 

日々の暮らしも、仕事も、そしてブログもそうだなあと思いました。 何にも無いところから、突然に大きな川は生まれない。

掘ってみたけれど、湧き水が出てこないこともあるかもしれない。

 

でも、そんなことすら、山道を歩くこと自体も楽しめたらいいなと思いながら読みました。出なかった時に一緒に笑ってくれる仲間がいたらもっと最高ですね。

 

糸井さんは当時小学生だった娘さんにあげた、パチンコの景品のニセモノのウォークマンを娘さんが大事そうに使っている姿を見て、かっこいい、うらやましいと思ったそうです。

 

人が、他の人やものを大事にしているのを見るのは、気持ちがいい。

人やものを粗末にあつかうのを見るのは、見苦しい。

■引用:2004年 講談社文庫 糸井重里 「ほぼ日刊イトイ新聞の本」22P 

 

なにかを大事に守っていたり、好きだと言っている人が魅力的に見えるのはきっとこれですね。

 

第二章 とにもかくにもはじまった 

f:id:kinoconoie:20180320152108p:plain

第二章では、いよいよ「ほぼ日刊イトイ新聞」がはじまります。仲間とわいわいしながら立ち上げていく糸井さんの姿がとてもいい。

 

人の心を動かすのって、強い言葉もひとつですよね。煽ったり、鋭い言葉を使えば、人の心は多少は揺れる。でもそれって瞬間風速のような気もしています。

 

糸井さんの文章は、もうひとつの方。そよ風みたいな文章です。強い言葉も、難しい言葉もあまり使っていないから心地よくて、でも響くから不思議です。

 

第三章 いま仕事が流行っている

f:id:kinoconoie:20180320144055p:plain 

なんといっても掲載しているコンテンツを毎日更新しなければならない。ぼくは当初から、絶対、毎日更新し続けようと決めていた。

一度見にきた読者でも、内容がいつも同じだったらアクセスしなくなるのは当然のことだ。

■引用:2004年 講談社文庫 糸井重里 「ほぼ日刊イトイ新聞の本」141P

 

ここを読んでぐさっときました。

 

いつも読んでいるお気に入りのサイトやブログは、たしかに見にいくたびにいつも更新されています。

 

「KINOCONOIE 」は、2月末になんだかかっこいいなという理由で、過去記事のカスタムURLを全部変えました。

 

さらに、Googleの検索結果の変更もあったようで、1日に3桁あたりをさまよっていたアクセスが、3月には1桁の日も......!(涙)

 

初心者副業ライターでも1ヶ月で収入2万円!クラウドワークスでお仕事をしてみました」の中で、気にしないとは言ったものの、さすがに心が折れそうでした。

 

が、ちょっと待てわたし。

いつから更新していないんだ......!

というわけで、そんな自分をとっても反省しました。

 

「多忙は怠惰の隠れ蓑」にぐさっとやられたみたいだね。ふふふ。

 第四章 『ほぼ日』をはじめて気づいたこと

f:id:kinoconoie:20180320151531p:plain

原田さんは、「いま世の中で売れているものがいい商品だ、という考えに付き合ってはいけない」

と社長就任時に宣言したという。原田さんは、アップル不信の一番の原因をウィンドウズの隆盛という外的要因ではなく、アップルらしさを失った内的要因にあると見ていた。

 ■引用:2004年 講談社文庫 糸井重里 「ほぼ日刊イトイ新聞の本」184P

 

この章は、自分の仕事と重ね合わせながら読めた章でした。アップルコンピュータ社長の原田さんとの対談のお話。

 

 

わたしたちは独自のバリューを提供できているのか。ユーザーの想像を超えられているのか。考え直させられました。

 

自分自身がこの世に生まれたことを「あぁ、よかった」と思えるためには、結構、真剣にやってかなきゃならない。

 ■引用:2004年 講談社文庫 糸井重里 「ほぼ日刊イトイ新聞の本」194P

 

時間を忘れて夢中になるって本当に楽しいこと。社会人になってからなかなか夢中になれることを見つけられなかったわたしは、ブログとライターの副業を始めてから、充実しています。

 

自分の熱量を向けられる場所をこれからも見つけていきたいな

第五章 もう一度よく考えてみた

f:id:kinoconoie:20180320162219p:plain

 梯子を外されたときに平気でいられる力

  ■引用:2004年 講談社文庫 糸井重里 「ほぼ日刊イトイ新聞の本」211P

 

わたしに今足りないもの。結局、会社があるおかげで仕事ができているので、ここをどうにかしたいです。

 

人生でやりたいことリスト100」を書いたのが、今日からちょうど3ヶ月前。

見返すとあんまり進んでないかも。

 

第六章 『ほぼ日』に風が吹く

f:id:kinoconoie:20180320163030p:plain

この章で印象に残ったのは、「ほぼ日式スタッフ募集計画」からスタッフとして加わることになった播口さんのお話。

 

自分の生活をちゃんと自分のものにしたいという欲求が日毎に膨らんでいた

  ■引用:2004年 講談社文庫 糸井重里 「ほぼ日刊イトイ新聞の本」211P

 

最近なんとなくだけど、掴みはじめてきたのではないかと思えていること。

 

こんなこと言ったら怒られそうで、でも後悔しているから言うんだけど、就活しているとだんだんどうすれば受かるのか分かってきて、企業に合わせて志望動機を書きかえていました。

 

当時のわたしにはそれが精一杯だったから否定することもできないけれど。

もっと面白いことをやって生きたいという播口さんに、仕事でモヤモヤしている方はきっと共感するはずです。

 

第七章 『ほぼ日』幼年期の終わり

f:id:kinoconoie:20180320165151p:plain

第七章は、ぐっとくる文章がたくさん書いてあって紹介しきれません。

 

ネットの世界は、お客さんがやってくる場所としては、不便な場所だと思う。飽きっぽいお客さんが多いし、なんだか急いでいる人も多い。

でもそこに行くと、なんか知らないけど、いつもワイワイ元気そうだ。

しかもしばらく行ってないと、もう違うことをやっている。

   ■引用:2004年 講談社文庫 糸井重里 「ほぼ日刊イトイ新聞の本」302P

 

そうそう。ネットの世界はみんなの熱量がすごくて、とっても楽しい。

 

できる限り平らな関係で、おたがいの役割を分け合ったり奪い合ったりするようなチームが理想だ。

フラットなのに、マナーがあるというような関係がいいと思うのだが、そういう関係をつくっていくためには、きっと自分たちが何のために何をしたいのかという「動機がしっかりしていること」が一番大切になってくる。

■引用:2004年 講談社文庫 糸井重里 「ほぼ日刊イトイ新聞の本」319P

 

糸井さんは、言葉をたくさん知っているのもだけど出てくる言葉は簡潔で、考えることの解像度がとても高くてすごいですね。

 

あとは紹介しきれないので、もっと読みたい!と思った方は本を読んでみてくださいね。

 

第七章を読んでわたしは「何かができるような気がする」と思いながら、「その商品を使う人の生活を想像すること」から逃げないようにしようと思いました。

 

意味深だね!

おわりに

書ききれないくらいいい言葉が書いてあるので、気になった方は是非お手にとってみてください。

野球で守備位置からちょっとはずれた打球を捕ろうとしない野手の話もおもしろかったです。